国内のみではなく、世界的に人気の高い日本を代表する犬種の「柴犬」は飼い主に従順で、忠実!
耳は「ピン」と立ち、顔立ちは「スマート」、尻尾は「クルン」と丸まっているのが特徴的です。
実は、国の天然記念物に指定されている日本犬種になります。
ご先祖は、猟犬として活躍していた賢いわんちゃんです。
1.柴犬とは
- 体高:約37〜40cm
- 体重:約9〜14kg
- 価格:8〜20万円
- 原産国:日本(本州、四国の山岳地帯)
柴犬の飼いやすさ評価
- 状況判断
- 社会性・協調性
- 健康管理のしやすさ
- 初心者向き
- 友好的
- しつけのしやすさ
柴犬のかかりやすい病気
- 皮膚疾患
など
2.柴犬の性格
柴犬は成犬になると、飼い主にとても従順で忠実に指示を聞くことが出来る、とても賢く献身的な性格をしています。
ご先祖様が猟犬だったことが理由とも言われています。
2-1.柴犬の特徴
柴犬は活発的で、動作も俊敏です。
持久力にも優れていて、犬のサイズとしては小型犬ですが、中型犬に匹敵する体力を持つ犬種です。
お散歩ではしっかりと運動させることが大切になります。
散歩コースを毎日変化させるなどの工夫をすることが大切です。
目安として、1日に30分程度のお散歩を2回行うことが大切です。
運動不足やストレスや肥満につながりますので、
柴犬を飼う場合は、お散歩を必ずこなすことができると言う決意が必要不可欠になります。
柴犬が子犬のころは、飼い主意外の人間や犬と触れ合える機会を作ってあげることが大切です。
これは成犬になるまでに、社会性を養うために必要です。
そうすることで、落ち着きのある素晴らしい愛犬に成長します。
2-2.柴犬についての社会問題
柴犬は世界的に人気の高い犬種です。
そのため、利益しか考えていない人間が柴犬を乱繁殖させたことで、柴犬の中には精神的に弱く、忍耐力の全くない、神経質な子がいます。
無駄吠えが多く、攻撃的な子が増えているようです。
これらは全て人間に責任があります。
国内でも犬(ペット)の生態販売について、しっかりと考え直す時にきているのかもしれません。
無駄吠えや攻撃的な子には全く罪はありませんが、犬を飼う初心者の方は、手に負えないことになる可能性がありますので、
愛犬を飼う時は必ず親、兄弟の血筋をしっかりと確認することをお勧めします。
3.柴犬の歴史
柴犬は縄文時代から、人間と生活を共にしてきた犬種です。
主に、本州各地で鳥やうさぎを狩る猟犬として活躍してきました。
順な性格は、猟犬だったことの名残だと言われています。
今日に至るまで、海外からいろいろな洋犬が日本に輸入され、柴犬以外の犬種が注目されたことにより、一時は数が激減しました。
1928年(昭和3年)に日本犬保存会が創設されたことで、柴犬(日本犬)が保護されるようになりました。
1936年(昭和11年)には「柴犬」が日本の天然記念物に指定されました。
その他の日本犬
- 秋田犬
- 甲斐犬
- 紀州犬
- 四国犬
- 北海道犬
「柴犬」を加えて全てで6種の日本犬がいます。
中でも柴犬は日本で一番飼育数が多い犬種です。
4.まとめ
日本を代表する国の天然記念物に指定されている柴犬。
「スマートの顔立ち」と 「くるんとまるまった尻尾」が特徴です。
ご先祖様は猟犬だったこともあり、性格はとても従順で忠実。
とても賢い犬種です。
小さな頃からいろいろな人間や犬と触れ合わせてあげることが社会性が養われ、落ち着き献身的な愛犬に成長します。
柴犬は小型犬に分類されますが、動きは俊敏で運動能力に優れいます。
そのため、毎日しっかりとお散歩させてあげることが大切になります。
昔は、猟犬として活躍していたり、外で飼われていることが一般的だった柴犬ですが、現在では、室内犬として愛される犬種になっています。